2017.7.21の朝、山が見えたので急いで長峰山へ

21日の朝、最近では珍しく西山が比較的綺麗に見えていました。念のためライブカメラで見え具合を確認してみると、このところ見えなかった後立山連峰まで見えているではありませんか。急いでやりかけの用事を済ませて長峰山に車を走らせました。

ライブカメラで確認してから山頂の展望台に着くまでに1時間ほど経ってしまい、ライブカメラ映像よりも雲がかなり増えてしまっていました。でも、久しぶりに見えた山もあったので、嬉しくなってずいぶんたくさん撮ってしまいました。40枚以上あるので少々長くなりますが、山にあまり興味がない方はさらっと流してくださいm(_ _)m



iphoneで正面を

ワイドに2枚で分割して撮りました

望遠レンズに交換して、雲の濃くなるのが早い後立山連峰から順に南の山を


鹿島槍ヶ岳（2889m）
この山の姿を見るのは何週間ぶりでしょうか
こんなに雲に覆われていますが、これでも嬉しくてワクワクでした
遠距離恋愛で久しぶりの再会というのはこんな感じかな？、なんていう心境です笑♪

爺ヶ岳(2670m)
こちらはときどき見えていましたが、
やはりこんな風に雲に囲まれていた姿です

左端が鹿島槍、右側は白岳(2541m)かと思われますが、
真ん中の雲にほとんど覆われているのが五龍岳(2814m)ということになります

さらに北側に薄っすらと見えていたのは？
中央は八方尾根で、右側のほんの少しだけ見えているのは白馬鑓ヶ岳(2903m)？

蓮華岳(2799m)

右端は蓮華岳、左に順にスバリ岳(2752m)、針ノ木岳(2821m)、北葛岳(2551m)
※長峰山山頂の山名表示と異なりますが、カシミール3Dの描画表示ではこうなります

餓鬼岳（2647m)

清水岳（しょうずだけ、2237m）かと思います

手前の有明山(2268m)の頂上にのっかっているように見える燕岳(2763m)

左側の鞍部は常念乗越（じょうねんのっこし）、左に横通岳(2767m)、東天井岳(2614m)と大天井岳(2922m)は雲に隠れてしまいました

常念岳(2857m)

常念岳と常念乗越
一の沢登山口から常念岳を目指すと、常念乗越に出ます。
常念小屋は稜線に隠れて見えませんが、稜線のすぐ下です

蝶ヶ岳(2677m)

大滝山(2616m)

常念岳と蝶ヶ岳の間には穂高連峰のピークが覗いています
右は南岳(3003m)、真ん中に北穂高岳(3106m)と左側には涸沢岳(3103m)のピーク（カシミール3Dによる）

もういちど後立山連峰を振り返ります
左から爺ヶ岳、真ん中鹿島槍ヶ岳、その右に五龍岳と白岳（？）、唐松岳(?)

鹿島槍の見え方が先ほどよりも少しだけいいかなと、
もういちどシャッターを押しました

同様に、爺ヶ岳も

やはり八方尾根の何処かの部分かと思われます
（明るさなど、かなりイジってありますのでザラザラです^^;）

長峰山の頂上展望台から見るとこんな感じです
左から爺ヶ岳、鹿島槍の順

赤いのはなんだろうと、ズームして撮ってみました
ナナカマドのようです

左の谷には中房温泉があり、有明山や燕岳の登山道の入り口となっています

燕岳を目一杯ズームして撮りました

ふたたび常念岳です
だいぶ雲が濃くなってきました

やはり蓮華岳を

時間の経過とともに、ますます雲が濃くなってしまい、
山の撮影は終わりにして、頂上で見かけた花を撮りました

カワラナデシコ

ユウスゲ

アザミに訪花して吸蜜中のイチモンジセセリ
糸みたいなトンボも

イヌゴマ

ウツボグサは旬を過ぎているようです

ほとんどがこんなふうに花びらが散ってしまっていました

オトギリソウ

ホオジロ

ノカンゾウ

こちらは八重咲きなのでヤブカンゾウ
（…と、山の花図鑑に書いてありました、笑）

カラスアゲハかミヤマカラスアゲハ
どちらなのか特定できません^^;

この日、山が見えていたのは朝のうちだけで、夕方までほとんど雲に隠れてしまって見えませんでした。雲の多い僅かな見え方ですが、見えないよりはマシという感じです。もう少し雲が少なく綺麗に山が見えるのはいったいいつになるのでしょうか。

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