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安曇野と信州の四季の自然の素晴らしさや、人気のお店を紹介しています♪ 最近はほとんど『野鳥 大好き!』ですが^^;

安曇野・穂高の牧大根


母の故郷、安曇野市の穂高では11月になると、地大根が出回ります。穂高の牧地区で古くから作られている伝統野菜の牧大根(まきだいこん)、または牧地大根(まきじだいこん)と呼ばれている大根です。

青首大根に比べるとかなり小振りで、下ぶくれで尻が丸い、なんだか愛嬌のある形をしていますが、緻密で硬い肉質なのでかた大根とも呼ばれており、穂高ではたくあん漬けやぬか漬けにして、パリパリとした独特の歯ごたえと風味が楽しまれています。

穂高の牧地区の土がこの大根を美味しくする秘訣のようですが、標高650mで土の中の水分量を豊富に保つ火山灰土が大根栽培には非常に適しているといわれています。

輪切りにしてみると、放射線状の筋が入っているので、「す」が入っていると勘違いする人がいるようです。水分量が少ないので繊維質が目立っているために、漬け物に適していて、その独特な歯ごたえや味わいに関係しているそうです。



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安曇野の道の駅や、スーパー、農産物直売所などで購入することが出来ますが、2010年の秋に穂高の墓参りに立ち寄った際に、お昼に上原の蕎麦屋さんに行った時のことです。蕎麦を食べ終えて車に向かう時に、母がこの大根を見つけたのです。

蕎麦屋さんですから、営業用に栽培してたくあん漬けにするために収穫した大根ですが、お店のオーナーに掛合って少し分けてもらうことになりました。上の写真はその時に撮ったものです。




信州人は漬物が大好きで、お茶受けとしてももちろんですが、食事時には欠かせません。父と母もそれに漏れず、どんなにお惣菜が並んで(といっても、わが家はそんなにたくさん並ぶわけではないのですが)いても、漬物がないとご飯が食べられないのです。

栃木の自宅にお持ち帰りされた大根は、もちろんたくあん漬けにされて、しばらくわが家の食卓に並ぶこととなりました。関東で売られている一般的なたくあん漬けに比べると、かなり固めでパリパリとしています。信州の味が自宅で堪能出来て喜んでいたのはいうまでもありません。




安曇野市公式ページでも、地域の特産物として、この大根が紹介されています。


大根 ≪伝統野菜:牧大根≫
収穫時期:10月下旬~11月下旬

安曇野市穂高牧地区では、伝統野菜の牧大根に力を入れ栽培されている。大根の上部は細く、下部にいくにつれて太くなるのが特徴です。味は辛味が強いので、大根おろし等で食べます。肉質が硬いため、一般的には漬け物に適しています。
根には、でんぷん分解酵素のアミラーゼを多く含み、でんぷんの消化促進、胸やけ、二日酔い、胃酸過多、胃もたれなどに効果があると言われています。





穂高の牧地区はまた、小林喜作の出身地でもあります。登山をされる方ならその名をご存知かと思いますが、小林喜作は山の案内人であり、北アルプスの「表銀座」と「裏銀座」を結ぶ、槍ヶ岳への新道「喜作新道」を開拓した人としてあまりにも有名です。この功績を称える「喜作祭り」が執り行われ、偉業を記念しての登山も行われています。




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COMMENTS

2Comments

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ぷく

No title

牧大根、知りませんでした。

歯ごたえのいいたくあん漬けも大好きなので、とっても気になります!

自家製のたくあん漬けもとーーっても美味しそうですね^^

  • 2015/02/27 (Fri) 22:26
  • REPLY

JACK0904

ぷくさん♪

たぶん、他には出荷していないようですから、神奈川で見かけることもないと思います。

信州には他にもたくさんの辛味大根があり、伝統野菜に選定されています。次回は諏訪市の地大根を取り上げるつもりですが、こちらも地域の人に親しまれています。

安曇野への道すがら各地の道の駅を覗いてみると、その地の地大根が並んでいて、楽しみのひとつです。

三浦大根は、段ボール箱に入れにくいという理由からあまり他県には出荷されていないようですが、ちゃんと地域には根付いているようですね。