日没前の北アルプスに現れた幻日♪~2018.8.18~
北アルプスが久しぶりに綺麗な姿を終日見せてくれたこの日、仕事帰りの車の中から信号待ちのときに何気なく西山の北アルプスに目をやると、蝶ヶ岳の上空の雲が綺麗な光を放っていました。すわ!、彩雲かと興奮して数分後に車を安全なところに停めて、カメラを持ち出して撮影しました。そのころには、光って見える位置が蝶ヶ岳上空から大滝山上空に変わり、放つ光もだいぶ弱くなってしまいました。
日没前の太陽の横に見えたそれは、彩雲ではなく『幻日』でしたが、有明山、燕岳の上空にも現れており、しばし神秘的な現象に魅了されながらシャッターを押しました。
左に鍋冠山、右に蝶ヶ岳に挟まれた中央の大滝山の上空に現れた『幻日』
最初に見かけた頃に比べてかなり薄くなってしまい、かすかに確認できる程度です


広角で撮ってみると…
横通岳と東天井岳のあたりに沈みゆく太陽の左右両側に、ひときわ明るい光のかたまりのような『幻日』が見えています

太陽を挟んで、先ほどとは反対の燕岳上空の雲に綺麗に輝く幻日が輝いていました

ちょうどその上空に現れた飛行機雲を入れて縦構図でパチリ♪

いちばん輝いていた瞬間でした

ズームして♪
手元の図鑑(というか雲の本)によれば、『幻日』は暈現象のひとつで、太陽の高度が比較的低いときに現れるそうです
ほかの暈現象と同様に、雲粒の氷の結晶が太陽光を屈折してつくり出されるとのこと
よく見ると、太陽側が赤くて、反対側が白く光っています
白い部分が長く伸びると弧を描き、幻日環となるようです

うまい具合に、『おうちに帰る』鳥の群れが(*^^*)

朝から夕方までずっと、北アルプスが久しぶりに綺麗な姿を見せてくれたこの日、日没前にもまた素晴らしい贈り物をいただいたような幸せな気分で家路につきました。
安全運転に気をつけるのは当然ですが、
信号待ちの間などについつい大好きな山を見てしまう習慣が幸いしたようです(^_-)-☆
撮影日:2018年8月18日、安曇野市豊科南穂高
いつも応援ポチありがとうございます
この記事が少しでも面白かった、参考になった、役に立ったと思ったら、
▼のボタンをポチッとしてもらえると、更新の励みになります(^_-)-☆


長野県 ブログランキングへ
- 関連記事
-
- 台風一過の安曇野の空と北アルプス (2018/09/09)
- 安曇野から遠望する南アルプスに想いを馳せて (2018/09/02)
- じてんしゃ広場から 北アルプスと夏の空 (2018/08/26)
- 常念岳の頂きは本日も晴天なり♪~2018.8.19~ (2018/08/24)
- ひまわりと北アルプスと夏の空 (2018/08/23)
- 日没前の北アルプスに現れた幻日♪~2018.8.18~ (2018/08/22)
- 常念岳の頂きは本日も晴天なり♪~2018.8.18~ (2018/08/21)
- 『山のパンセ』 (2018/08/20)
- 常念岳の頂きは本日も晴天なり♪~42018.8.4 (2018/08/07)
- 7月末のある日の北アルプス常念山脈と夕焼け (2018/08/02)
- 百日紅と北アルプス (2018/08/01)