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白馬遭難死/山岳ガイドに有罪判決/二審も有罪



2015年11月4日
・各記事のリンク先がすでに無効となっていましたので、リンクを外しました。
・2015年10月30日の二審判決に関する記事を追記しました。
・記事タイトルに「/二審も有罪」を追加しました。




すでに新聞やテレビのニュースでご存知かと思いますが、各新聞社のニュース記事で振り返ってみます。

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(C)山と渓谷社web.サイト



山岳ガイドに有罪判決 白馬岳4人死亡「軽率な判断」
2015年4月20日(月) 信濃毎日新聞

 北アルプス白馬岳(2932メートル)で2006年10月に熊本、福岡両県から訪れた登山ツアーの女性客4人が死亡した遭難事故で、ツアーを企画、引率し、業務上過失致死罪に問われた福岡県大牟田市の山岳ガイド田上和弘被告(57)の判決公判が20日、地裁松本支部であり、本間敏広裁判長は禁錮3年、執行猶予5年(求刑禁錮3年)を言い渡した。

 本間裁判長は判決理由で、遭難前日には天候悪化を予想する気象情報が出ており、当日は天候回復の兆しがみられなかった上、被害者の装備も不十分だったとし、被告は「自己の知識と経験などを過信し、登山の中止を決断して引き返すなどの注意義務を怠った」と指摘。「軽率な判断で4人が凍死しており、刑事責任を軽視することは到底できない」と述べた。


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 一方、遺族の一部が被告に損害賠償を求めた民事訴訟で和解が成立したことなどを執行猶予の理由に挙げた。

 検察側は論告で、被告は事故前日までに、低気圧の急速な発達を予想した気象台の発表情報で天候悪化は予見できたとし、「登山客らを強風、吹雪にさらす危険は予見できた。被害者らの着衣と装備品も不足していた」と指摘。途中で引き返して事故を防ぐ注意義務を怠ったと主張していた。

 これに対し、弁護側は「被告が入手できた気象情報で、人命を奪うほどの天候悪化を予見するのは不可能。秋山の冷え込みを考慮し、氷点下10度程度でも行動できる装備を登山客に指示しており、落ち度はない」として無罪を求めていた。判決後、被告の弁護人は「控訴するかどうか、本人と検討する」と述べた。

 判決などによると、被告は06年10月7日午前5時すぎ、サブガイドの女性1人と女性登山客5人を連れ、白馬岳直下の白馬山荘を目指して富山県黒部市の祖母谷(ばばだに)温泉を出発。途中で天候が悪化したが登山を続け、同山荘への登山道で吹雪などに遭って客を歩けない状態に陥らせ、女性4人を凍死させた。




山岳ガイド問われる力量 白馬岳4人死亡、ガイドに有罪判決
2015年4月21日(火) 信濃毎日新聞

 北アルプス白馬岳で4人が死亡した2006年10月の遭難事故について、長野地裁松本支部は20日の判決で山岳ガイドの過失を認定し、その責任の重さをあらためて指摘した。山岳遭難の裁判に詳しい弁護士によると、ガイドが刑事責任を問われるケースは少ないものの、その判断ミスは重大事故につながる。安心安全な登山のため、拡大する需要に応えてどうガイドの質を高め、維持していくか。この日の判決は、県内を含む山岳関係者に課題を突き付けた。

 有罪判決を受けた田上和弘被告は事故当時、日本山岳ガイド協会(東京)の「上級登攀(とうはん)ガイド」の資格を持ち、ヒマラヤ登山の経験もあった。県警はその過失を裏付けるため、複数年にわたって事故と同じ10月に現場を実況見分し、専門家の意見を聞いた。書類送検したのは事故から7年余後だった。


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技術や知識の向上を目指し、日本山岳ガイド協会の研修会で学ぶ山岳ガイドたち
=2013年11月11日、松本市の上高地



 個々のガイドの力量について、同協会の武川俊二常務理事(60)は「客が良しあしを判断するのは難しく、質を一定以上のレベルで均一に保つことが重要になっている」と話す。同協会が認定する資格の所有者は1400人余で、協会が発足した2003年の約470人から大幅に増加。自治体や他の民間団体が認定する制度もあり、長野県にも独自の「信州登山案内人」制度がある。

 日本山岳ガイド協会は、活動範囲や技術に応じて「自然」「山岳」などに認定資格を分類。筆記、実技試験に加えて3年ごとの更新研修も義務付けている。

 ただ、白馬岳の遭難や8人が死亡した09年の北海道トムラウシ山の遭難で同協会の資格所有者が客を引率していたことから、認定基準を厳格化。武川常務理事は「登山家と山岳ガイドの技術は違う。客との対話能力や力量を見極める力を重視している」。山岳ガイドを国家資格にすることも提案している。

 山岳遭難の裁判を手掛ける溝手康史弁護士(広島県)によると、山岳ガイドが刑事裁判で有罪となったのは全国で5例目。「裁判でガイドは医師やパイロットと並ぶ責任の重い職業とされている」とする溝手弁護士は、無理のない冷静な判断のためにガイドの地位確立や待遇の改善も必要と訴えている。

 日本山岳ガイド協会所属の県内の男性(46)は、普段から雑誌やインターネットで遭難事故の情報収集を心掛け、仲間との情報交換も重視しているという。この日の判決について「明日はわが身と受け止め、身を引き締めた」と話した。









白馬遭難死:有罪判決、ガイド冷静 「人命預かる重責認識」
毎日新聞 2015年04月21日 東京朝刊

 北アルプス白馬岳(富山・長野県境、2932メートル)で2006年10月、ツアー登山客の女性4人が凍死した事故で20日、業務上過失致死罪に問われた山岳ガイドに有罪判決を言い渡した長野地裁松本支部の本間敏広裁判長は「登山を中止して引き返すべき注意義務を怠った」と、天候判断を誤ったガイドの責任を厳しく指摘した。他のガイドからは「人命を預かる以上、重い責任がある」と判決を冷静に受け止める声が上がった。

 長野県白馬村の山岳ガイド、松本正信さん(67)は「ガイドは人の命を預かっている。天候などの判断ミスから起きた遭難で、有罪は仕方がない」と話した。ガイドの田上和弘被告(57)=福岡県大牟田市=が当時、所属していた日本山岳ガイド協会(東京都)の降籏義道副会長(67)も「無理のある行程から生まれた事故。有罪にショックを受けるガイドもいると思うが、ガイドにはそれだけの重責があると認識しなければいけない」と話した。

 一方、全九州アルパインガイドクラブの浦一美代表(68)=福岡市南区=は「(判決は)かなり厳しい印象。気象状況は年々厳しくなっている。当時、あそこまでの天候急変を予測するのは難しかったのでは」と同情的だ。

 長野地裁松本支部判決は田上被告に禁錮3年、執行猶予5年(求刑・禁錮3年)を言い渡した。【巽賢司、古川修司】









白馬岳4人遭難死 山岳ガイドに有罪判決
2015年4月20日 11時12分 信濃毎日新聞

9年前、長野県の北アルプスで登山ツアーに参加していた女性4人が死亡した事故で、長野地方裁判所松本支部は、業務上過失致死の罪に問われた山岳ガイドに対して、「軽率な判断で登山を続けており、刑事責任を軽視できない」として執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。

長野県の北アルプスの白馬岳では、平成18年10月、登山ツアーに参加していた福岡県と熊本県の女性5人のうち、猛吹雪のため動けなくなった4人が死亡しました。

この事故で、山岳ガイドを務めていた福岡県大牟田市の田上和弘被告(57)は、途中で天候の悪化が予想されたにもかかわらず、登山を中止しなかったとして、業務上過失致死の罪に問われました。裁判で被告は、無罪を主張していました。
20日、長野地方裁判所松本支部で開かれた裁判で、本間敏広裁判長は「テレビの気象情報などから天候の悪化を予測できたうえ、引率した登山者の装備が不十分であることを考えれば、天候が悪化した場合、低体温症で死亡すると十分予測できた。途中で引き返していれば、登山者が死亡することもなかった」と指摘しました。そのうえで、「登山者の生命を守る立場にあるのに、軽率な判断で登山を続け、4人を死亡させており、被告の刑事責任を軽視することはできない」などと述べ、禁錮3年の求刑に対し、禁錮3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。


山岳ガイドの弁護人「残念な結果」

判決を受けて、山岳ガイドの弁護人を務める唐澤佳秀弁護士は「これまでの主張が否定されたかたちであり、非常に残念な結果となった。無罪を主張しているので、本人と話したうえで控訴するかどうか検討したい」と話していました。

「ガイドの責任の重さ改めて指摘」

今回の判決は登山ブームが続き、遭難者が後を絶たないなかで、ツアーを引率する山岳ガイドに安全面での責任を厳しく求めるものになりました。

今回の遭難事故が起きた白馬岳を含む北アルプスを案内する山岳ガイド100人余りが所属する、「白馬山案内人組合」の松本正信組合長(67)は「事故が起きた10月の山頂付近は、雨がすぐに雪に変わり、吹雪となることもある。冬山を登るのと同じ覚悟と準備が必要だ」と指摘します。

そのうえで、ガイド歴35年の松本さんは「今回の有罪判決は、登山者の命を預かる山岳ガイドの責任の重さを改めて指摘するものだと思う。ガイドは、クライアントである登山者を無事に自宅に帰すまでが仕事であり、悪天候で引き返すかどうか迷った場合は、登山客の命と安全を第一に考えるしかない」と話していました。




北アルプスの遭難死、遺族が和解 ガイドが賠償6500万円支払い
2012/12/28-13:32 西日本新聞・夕刊

 長野県の北アルプス・白馬岳(2932メートル)で2006年、登山ツアー客が遭難し、熊本県大津町の主婦=当時(53)=など4人が亡くなった事故で、主婦の遺族が50代の男性ガイド(福岡県大牟田市)に損害賠償を求めた訴訟は、ガイド側が6500万円を支払うことで福岡高裁(西謙二裁判長)で和解していたことが28日分かった。和解は26日付。

 一審の熊本地裁判決は「天候に関する情報収集義務を怠った」として、約6140万円の支払いを命じており、ガイド側が不服として控訴していた。遺族側の坂本秀徳弁護士は「プロのガイドの賠償責任を認めるのはまれだ。ツアーの遭難事故が全国で相次ぐ中、警鐘を鳴らす意義深い訴訟となった」と話している。和解条項には、ガイドが他の遺族にも誠意を持って対応することが含まれているという。

 一審判決などによると、ツアーは男性ガイドが主催して06年10月に6日間の日程で企画し、福岡、熊本両県から50~60代の女性5人とガイド2人が参加。富山県の祖母谷温泉から3千メートル級の北アルプスを歩き、白馬岳に向かう途中、強風や吹雪に遭い、大津町の主婦など4人が低体温症で亡くなった。









いろいろと考えさせられる遭難事故、そしてその裁判での判決です。判決についての私見は差し控えたいと思いますが、ニュースで知り得たことを踏まえて感じたことがあります。

福岡在住の山岳ガイドとのことですが、ヒマラヤ登山の経験もあるとのことですから、登山のエキスパートとして山岳ガイドの力量には不足はないようです。山の厳しさや天候急変時の怖さも認識しているはずです。ただ、遭難事故の発生した白馬岳周辺にどれだけ精通していたのかは、わかりません。

観天望気(かんてんぼうき)という言葉があります。現代のようにテレビやスマホ、ラジオ、新聞などで天気予報が存在しなかった時代はどうやって天気を予測していたのでしょうか。月に傘がかかったような雲があれば天気は下り坂、夕焼けは晴れ、などは全国各地で共通の「観天望気」です。その地方独特の観天望気もたくさん存在します。むかしから言い伝えられてきた天気のことわざとして伝承されていますが、山にもそのような観天望気が存在します。白馬岳なら、そこに特有の観天望気もおそらくあるはずですし、地元の山岳ガイドならそのような観天望気をよく知っているはずです。山小屋のおやじさんやそこで働くスタッフの方も、おそらくその小屋周辺の観天望気に精通しているはずです。

何が言いたいかというと、私なら地元の山岳ガイドにお願いして山の案内をしてもらっただろうということです。登山の技術はもちろんのこと、その山の観天望気にも精通していればより安心してガイドをお願いできるからです。

大変微妙な遭難事故ですからこれ以上の私見は差し控えます。代わりにというわけではありませんが、最後に、信濃毎日新聞の社説を掲載させていただきます。


ガイドに有罪 責任の重さ あらためて
2015年4月21日(火)社説 信濃毎日新聞

 登山ガイドの責任の重さをあらためて印象づける判決だ。

 登山者4人が死亡する惨事となった2006年の北アルプス・白馬岳の遭難をめぐる裁判で、案内していた福岡県在住のガイドが有罪とされた。

 ▽天候の見極めが甘かった▽自分の知識、経験を過信して悪天候の中を登り続けた―。判決はこうした事実を認定し、遭難は予見できたとして禁錮3年、執行猶予5年を言い渡した。

 登山者の命を預かる仕事である。重責をもう一度かみしめて安全登山に徹するよう、すべてのガイドに求めたい。

 10月7日の出来事だった。この時季、北アの3千メートル級の稜線(りょうせん)は天候次第では冬山同然になる。遭難パーティーが入山したときは日本の東海上を発達した低気圧が進み、大陸から寒気が入り込んで冬型の気圧配置になっていた。白馬岳一帯は風速20メートルを超える吹雪だったとみられている。

 一行は早朝に黒部の谷を出発し山頂近くの小屋を目指していた。普通の登山者で10時間はかかる厳しいコースである。

 出発の時は雨。稜線は雪の可能性を考えて中止を検討しなければならない状況だった。判決は「登山客が強風、みぞれ、吹雪、低気温等にさらされ…凍死に至る危険を予想することができた」とガイドの判断ミスを認定した。

 山の遭難でガイドが責任を問われるケースが増えている。1999年の北海道・羊蹄山、2002年の同・トムラウシ、04年の鹿児島県・屋久島の遭難などでは有罪判決を受けた。

 登山者がガイドを頼むのは、経験が乏しくて目的の山に登る自信を持てないケースがほとんどだ。客とガイドの力量の差は圧倒的だ。客に不安があっても、ガイドに「大丈夫、登りましょう」と言われれば黙って従うのが普通である。事故のときガイドが責任を問われるのは仕方ない。

 ガイドにはプロの誇りを持って、万全を期してもらいたい。

 客の命は自分が守る。判断には従ってもらう。その代わり、事故があったら責任を取る―。

 そんな心構えが要る。生半可な姿勢ではできない仕事である。

 登山者にはガイドの知識や技術に対する敬意が求められる。両者が互いを理解し尊重することで、ガイド付き登山が親しまれ定着して、ガイドの力量と社会的地位も向上する循環を目指したい。日本山岳ガイド協会など資格を認定している団体の役割も重い。









<以下、2015年11月4日追記>

白馬岳4人遭難死事故 ガイドの控訴棄却 東京高裁判決
信濃毎日新聞 2015年10月31日掲載紙より転載

 北アルプス白馬岳(2932㍍)で2006年10月に熊本、福岡両県から訪れた登山ツアーの女性客4人が死亡した遭難事故で、ツアーを企画、引率し、業務上過失致死罪に問われた福岡県大牟田市の山岳ガイド田上和弘被告(57)の控訴審判決で、東京高裁は30日、禁錮3年、執行猶予5年とした一審地裁松本支部判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。弁護側は無罪を主張していた。

 藤井敏明裁判長は「遭難前日には天候悪化を予想する気象情報が出ており、山の天候について慎重に判断する立場にありながら軽率にも楽観的な判断をし、登山を続けた」と指摘。「(有料登山ガイドとして)結果の発生を予測し、回避する義務を怠った」と判決理由を述べた。

 一審判決によると、被告は06年10月7日午前5時すぎ、サブガイドの女性1人と女性登山客5人を連れ、白馬岳直下の白馬山荘を目指して富山県黒部市の祖母谷(ばばだに)温泉を出発。途中で天候が悪化したが登山を続け、同山荘への登山道で吹雪などに遭って客を歩けない状態に陥らせ、女性4人を凍死させた。




山岳ガイド、二審も有罪=白馬岳遭難4人死亡―東京高裁
時事通信 10月30日(金)17時39分配信
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201510/2015103000820&g=soc

 長野、富山県境の北アルプス・白馬岳(2932メートル)で2006年10月、登山ツアー客4人が死亡した遭難事故で、業務上過失致死罪に問われた山岳ガイド田上和弘被告(57)の控訴審判決が30日、東京高裁であった。

 藤井敏明裁判長は禁錮3年、執行猶予5年とした一審長野地裁松本支部判決を支持し、控訴を棄却した。

 弁護側は事故を予測できなかったと主張したが、藤井裁判長は一審同様、当日の天気予報などを基に、「通常の山岳ガイドであれば、天候悪化で遭難する危険を予見できた」と指摘。登山を中止して避難小屋に引き返すなどの対応を怠った上、登山客への防寒着の脱ぎ着の指示も不十分だったと判断した。

 判決によると、田上被告は06年10月6日から5泊6日の日程で、富山県側から白馬岳を目指す有料ツアーを企画、引率した。同7日、白馬岳に向かう登山道で猛吹雪に遭い、当時53~66歳の女性4人を低体温症で死亡させた。






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COMMENTS

3Comments

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ぷく

No title

いろいろと考えさせられる判決でしたね。

富士山に登った時に、宿泊した山小屋の人に翌日の天気を訪ねた、

「こればっかりはお天道さんに聞かなきゃわからないよ」

としか答えていただけませんでした。自然の前に、私たちはもっと謙虚にならなければ…ですね。

  • 2015/04/23 (Thu) 20:41
  • REPLY

JACK0904

Re: No title

ぷくさん♪

> いろいろと考えさせられる判決でしたね。
>
> 富士山に登った時に、宿泊した山小屋の人に翌日の天気を訪ねた、
>
> 「こればっかりはお天道さんに聞かなきゃわからないよ」
>
> としか答えていただけませんでした。自然の前に、私たちはもっと謙虚にならなければ…ですね。

もしかすると、アルバイトのスタッフの方で、よく分からなかったからでしょうか?
昔は、天気を訪ねるときちんと教えてくれたのですが。

実は、今、信州に来ています。
北アルプス、特に白馬岳方面の山はまだ雪で真っ白です。
雄大な山を見ていると、やはり仰るように謙虚にならなければいけないと実感させられます。
雄壮な峰々を前にすると、人はちっぽけな存在にも感じてしまいますから、余計にそう思いました。

  • 2015/04/23 (Thu) 21:28
  • REPLY

-

No title

このガイドは「予想外の積雪が原因」なので無罪を主張しているようですが、
白馬村在住の日本山岳ガイド協会副会長、降籏義道さんよると
「清水尾根を一日で登る計画自体に無理があり、まして7日は明らかに冬型気圧配置になるのが分かっていた」そうです。
裁判所の判断も同様に思えました。

この遭難はガイドの適切な判断があれば防げたものと解釈します。

  • 2015/08/11 (Tue) 16:30
  • REPLY