北アルプス中腹の高山植物~ヒメイチゲとベニバナイチヤクソウ
CATEGORY安曇野・信州の山野草
後立山連峰の中腹を、高山植物を愛でながらの のんびりトレッキング。

この日見かけた高山植物のなかから、今日はヒメイチゲとベニバナイチヤクソウをアップします。
ヒメイチゲ(姫一華)
茎には和名どおりにひとつの白い花をつけていますが、
これは花びらではなく”がく”なのだとか


ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草)
まだ開花していなかったけど、ベニバナイチヤクソウでいいかと思います
数年前に上高地で見かけて以来ですが、梅のような形の花を下向きに咲かせます
亜高山帯の針葉樹林帯に分布するベニバナイチヤクソウですが、花びらが白いイチヤクソウ(一薬草)は低山や丘陵地帯で見られるようです


大雪渓を気持ちよく滑走してきたのでしょう、
ザックに山スキーをつけて下山してきた数名に出会いました

日本の登山黎明期の雪山登山といえば、アザラシのシールをつけたスキーで山を”登る”のが常識でした。
俳優、演出家で、松本市のまつもと市民芸術館芸術監督の串田和美さんの父は、
哲学者で詩人の串田孫一さんですが、著書を読むと山スキーをこよなく愛した登山者であったことがよく分かります。
彼の代表作と言ってもよい、山をめぐる随想集の『山のパンセ』の初版本は、
何度も何度も読み返してボロボロですが今でも大切な宝物です。
撮影:2021年5月31日、長野県
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