fc2ブログ

安曇野と信州の四季の自然の素晴らしさや、人気のお店を紹介しています♪ 最近はほとんど『野鳥 大好き!』ですが^^;

ライチョウを絶滅から救え!



環境庁は6月に、乗鞍岳で野生のニホンライチョウの巣から10個の卵を採集しました。絶滅の危機にあるライチョウの数を増やすためにこれらの卵をかえしてひなを育てるためです。


Rock_Ptarmigan_(Lagopus_Muta).jpg
ライチョウ(手前:オス、奥:メス)
(C)https://ja.wikipedia.org



国の特別天然記念物「ニホンライチョウ」は、本州中部の高山帯に生息しています。1980年代には約3,000羽いたとされましたが、環境変化や外敵の増加で減少し、現在は約2,000羽弱と考えられています。

卵は6月5日に5個、6月23日にも5個の併せて10個が生息地の乗鞍岳で、3ヶ所の巣から親鳥が離れている間に採取されました。国がライチョウの飼育繁殖のため卵を採集したのは初めてで、個体数を増やし将来的には野生復帰を目指します。

さて、環境省は6月27日、北アルプス乗鞍岳で採集したニホンライチョウの卵10個のうち1個が、同日未明に富山市の動物園「富山市ファミリーパーク」でふ化したと発表しました。


lif1506270027-p1.jpg
富山市の動物園「富山市ファミリーパーク」でふ化した
ニホンライチョウのひな=27日未明(同園提供)

2015.6.27http://www.sankei.com/




その後28日には、新たに7つがふ化したと発表されました。上野動物園(東京)でひな5羽、富山市の動物園「富山市ファミリーパーク」でひな2羽が誕生しました。上野動物園では26日午前7時ごろからひなが卵の殻をつつき始め、27日午後6時~28日午前4時ごろに順次ふ化。体重は16~18グラムほど。茶色やベージュの羽毛に覆われ、「ピヨピヨ」と小さな声を響かせて元気な様子だということです。ファミリーパークでも27日午後、相次いで2羽が卵からかえりました。


そして、富山市の動物園「富山市ファミリーパーク」から、乗鞍岳で採集したニホンライチョウの卵一つが7月2日にふ化し、9羽目のひなが誕生したとの発表がありました。6月に採集した野生卵はファミリーパークと上野動物園(東京)で5個ずつ、ふ卵器で温めてきましたが、採集卵10個のうち9個がふ化したことになります。残り1個は成長が止まったことが確認されているとのこと。今後は、9羽の飼育を通じて人工繁殖技術を確立し、個体数の減少に歯止めをかけるとしています。

ライチョウの飼育繁殖は、大町山岳博物館で実績がありますが、2004年に最後の1羽が死んでしまいました。国主導での人工飼育繁殖は今回が初めての取り組みとなります。トキと比べ、それなりに個体数がいる中での取り組みが始まったのは評価できることです。



ところで、私が最後にライチョウに出会ったのは白馬岳付近だったと思います。もう40年以上ライチョウに出会えそうな山には登っていませんから、かなり昔のことになります。ギャーというかガーというか、決して可愛くはない鳴き声ですが、近づいても逃げようとしない姿に登山の疲れが癒やされた記憶があります。ライチョウといえば、松本山雅FCには雷鳥軍団という愛称がついていますし、ライチョウは長野県の県鳥でもありますから、信州には大変身近で縁の深い鳥です。

御嶽山では、火山灰で餌となる高山植物が危機に瀕しているため、繁殖期を迎えて、ライチョウを守ろうとする取り組みがやはり始まっているようです。ハイマツの生い茂る高山帯にライチョウの姿のない日本アルプスなんて考えただけでも寂しくなってしまいます。後世に元気に生き延びていってほしいと願わずにいられません。





上野動物園でライチョウふ化 乗鞍岳で採集の卵5個
KYODO NEWS 【共同通信社】





▼ブログランキングに参加しています♪
 応援よろしくお願いします♪

この記事が少しでも面白かった、参考になった、役に立ったと思ったら、
下のボタンをポチッとしてもらえると、とても励みになりますヽ(´ー`)ノ

にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 安曇野情報へ  


関連記事
スポンサーサイト



COMMENTS

0Comments

There are no comments yet.