初撮りの高山蝶クモマツマキチョウ
CATEGORY安曇野・信州の蝶
2年越しでようやく初撮りが叶った高山蝶のクモマツマキチョウは、
優美で可憐な姿から、高山の妖精とかクモツキ、オレンジさんなどの愛称で呼ばれます。
明治43年に中村清太郎画伯が発見しクモマツマキチョウと命名された高山蝶。
故・田淵行男さんが北アルプスに通ってその生態を研究した高山蝶たちの、
その一つを自分でも写真に収めることができました。
今季通うこと3度目は「蝶撮り屋さん」たちが大勢いたので、
鳥撮り用のレンズで撮ったけど、どうにも納得できない画だったので翌日にリベンジ。
その日は「蝶撮り屋さん」たちが集まっていたところは避けて、違うところで待ち構えました。
クモマツマキチョウ(雲間褄黄蝶)♂♀
話には聞いていたけど、これほどとは思わなかった、
バタバタと走リ寄って一頭の蝶に群がる「蝶撮り屋さん」たち^^;
数日前にも、私が構えているときにバタバタ、ガサガサと音をたてながら近寄ってきて
蝶を飛ばしてしまったのに、ごめんなさいでもなく何食わぬ顔をしている…
仕方なく、鳥撮りバズーカで彼らが近寄る前に撮ることにしたけれど、
やはり目の前に来て遮られ邪魔されるなど信じられないほどの酷い行動^^;
そんなわけで、慌てさせられてしまいトホホな画ばかり^^;


こちらは♀のクモマツマキチョウ


そんなピン甘な画ばかりだったので、翌日にリベンジしました
「蝶撮り屋さん」たちがたくさん群れているところは避けて、
イライラしないで済むように誰もいないところでスタンバイ

前日に、このスミレによく来ると学習していたので、
バズーカから望遠レンズに切り替えてクモマツマキチョウを待っていると、
ヒラヒラと舞いながら期待に応えて来てくれた雄


縦や横にして大きめに




左側に移動してまた吸蜜


これは絵にならないシーンだけど、吸水中の生態記録

友情出演のシータテハ(C立翅)も同じところで吸水です

そんな様子を見ていたらしく、離れたところにいたはずの「蝶撮り屋さん」たちが続々と集まってきたので、
まだ♀が撮れていなかったけど撮影終了して、その場を逃げ出すように去りました。
この方達に混じって撮っていたら、ストレスが溜まって病気になってしまいそうだったから・・・。
撮影:2022年5月24日、長野県
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