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鐘の鳴る丘集会所/ラジオドラマのモデルになった建物




※2019年8月15日、NHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』で『とんがり帽子(鐘の鳴る丘)』の唄が流れた日は、この記事にたくさんのアクセスをいただきました。改めて見直したところ、掲載していたYouTubeの歌が削除されていましたので別なものと入れ替え、無効となっていたリンク先を有効なページに入れ替え、また地図もGoogleMapに交換するなど若干の手直しをしましたが、記事文等は加筆修正をせず記事投稿時のままとしました。
2019年8月16日





「緑の丘の赤い屋根、とんがり帽子の時計台、鐘が鳴りますキンコンカン……」。一世を風靡し、今もなお多くの人々によって歌い継がれている主題歌の、懐かしい一節です。

敗戦後の暗い世相に、人間のあたたかい愛情と明日への希望のともしびをかかげようとした菊田一夫原作の「鐘の鳴る丘」は、昭和22年(1947年)7月5日から昭和25年(1950年)12月29日までNHKラジオで600回(790回との資料もあり)にわたって放送され、昭和23年(1948年)から昭和24年(1949年)には松竹で映画化もされました。

「鐘の鳴る丘」とは、その共同生活の施設が丘の上にあり、とがった屋根の時計台に鐘を備えているというドラマの設定によるものです。空襲によって家も親も失った戦災孤児たちが街にあふれていた時代に、復員してきた主人公が孤児たちと知り合い、やがて信州の山里で共同生活を始め、明るく強く生きていくさまを描いたドラマです。日本全体が苦しかった時代、大人子供を問わずたいへん多くの人の共感を呼び、大ヒットとなりました。


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主題歌である「とんがり帽子」(作詞:菊田一夫、作曲:古関裕而、歌:川田正子、ゆりかご会)も広く歌われ、昭和23年(1948年)の選抜高校野球の入場行進曲にもなりました。歌の題名は「とんがり帽子」ですが、ドラマの名前から「鐘の鳴る丘」と呼ばれることも多いようです。

この放送劇の舞台となった建物が、鐘の鳴る丘集会所です。大正時代に賑わった旧有明温泉だった建物を、昭和21年(1946年)に青少年の更生施設として法務省が譲り受け、多くの青少年が健やかに更生し、明るく巣立っていった思い出多い建物です。


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昭和55年(1980年)、老朽化による取り壊しの際、当時の穂高町が法務省(有明高原寮)より譲り受け、国や県の援助を受けて現在の場所に移転復元されました。昭和57年(1982年)には、当時の穂高町の指定文化財に指定され、現在は安曇野市の青少年健全育成施設として活用されています。

建物の2階には有明温泉関連の資料、旧鐘の鳴る丘建物の写真、NHKラジオドラマの収録風景の写真、とんがり帽子を作曲した古関裕而氏の色紙などが展示されており、毎日午前10時と正午、午後3時には時計台から「とんがり帽子」のメロディが流れます。


鐘の鳴る丘 時計台のメロディ




建物の歴史

この建物は、明治時代に長野市(長野市鶴賀新地、高橋佐吉所有旧中屋)に建てられ(長野時代は時計台はなし)、大正時代に入り有明温泉が買い取り、旅館として利用(大正10年=1921 6月22日営業開始)していましたが、昭和初年に倒産し、そのままの状態になっていました。

昭和21年(1946年)
廃屋になっていた有明温泉の建物を使って、松本少年学院が開設される。

昭和22年(1947年)
松本少年学院をモデルとしたNHK連続ラジオドラマ「鐘の鳴る丘」が開始される。

昭和24年(1949年)
松本少年学院が法務省の所管となり、少年院「有明高原寮」と呼ばれた。

昭和55年(1980年)
「有明高原寮」の改築にともない、現在の地へ移築復元し、青少年の研修施設として開放し、現在に至る。




連続放送劇『鐘の鳴る丘』主題歌
とんがり帽子
               菊田一夫 作詞
               古関裕而 作曲


一  緑の丘の赤い屋根
   とんがり帽子の時計台
   鐘が鳴ります キンコンカン
   メーメー小山羊も啼いてます
   風がそよそよ丘の家
   黄色いお窓は おいらの家よ


二  緑の丘の麦畑
   おいらが一人でいる時に
   鐘が鳴ります キンコンカン
   鳴る鳴る鐘は父母の
   元気でいろよと言う声よ
   口笛吹いて おいらは元気


三  とんがり帽子の時計台
   夜になったら星が出る
   鐘が鳴ります キンコンカン
   おいらは帰る屋根の下
   父さん母さんいないけど
   丘のあの窓 おいらの家よ


四  おやすみなさい空の星
   おやすみなさい仲間たち
   鐘が鳴ります キンコンカン
   きのうにまさる今日よりも
   あしたはもっとしあわせに
   みんななかよく おやすみなさい




とんがり帽子 (鐘の鳴る丘) ♪川田正子
※故・川田正子さんが子供の頃の録音ですね♪





鐘の鳴る丘集会所のすぐ近く、穂高郷土資料館でドラマ収録風景のパネル展示があるというので、見学してきました。


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鐘の鳴る丘集会所

住所:安曇野市穂高有明7327
問い合わせ先:穂高郷土資料館(TEL:0263-83-8844)
入館料等:施設の利用については、研修施設のため一般の方の利用はできませんが、集会所内の資料を見学希望の場合は、上記資料館へ事前に連絡してください。

名所・旧跡 その1/鐘の鳴る丘集会所・・・安曇野市役所web.サイト
安曇野市穂高郷土資料館・・・安曇野市役所web.サイト










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