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安曇野と信州の四季の自然の素晴らしさや、人気のお店を紹介しています♪ 最近はほとんど『野鳥 大好き!』ですが^^;

日本アルプスの総鎮守/穂高神社 その2



春に書いた前回の記事では紹介できなかった穂高神社の境内の様子が多かったので、今回はその2として続編です。また、穂高神社には、歌碑や顕彰碑なども沢山あるのですが、それらはほとんど紹介されていないので全部ではありませんが出来る限り取り上げました。(前回記事はこちらから)


▼前回の記事と同じ所から始めましょう!といっても、それには特に意味はありません。電動アシスト付きの自転車が”駐輪違反”していた場所を”撮り直し”!。やっぱり「絵」的には、こちらのほうがすっきりします。

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神楽殿の工事はまだ続いていますが、この表示では工事期間は8月までとなっていますから、この時期は佳境に入っていることでしょう。

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▼前回なかった御神木「孝養杉」のアップです。樹齢500年以上といわれます。

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▼拝殿の右手には若宮社を中心とした末社群があり、その中心が、摂社・若宮社(阿曇比羅夫、信濃中将)です。若宮社に祀られている阿曇比羅夫は、祭神・穗高見神の後裔であり、安曇氏中興の偉人です。若宮社の相殿に祀られている信濃中将は、ものぐさ太郎として有名な人物です。

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▼こちらが「日本一大きい道祖神」です。手を触れて家族の健康長寿を祈る道祖神ですが、長野県は長寿日本一ですから”それなりに”ご利益があるかも。

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御神馬舎。白馬の御神馬舎の裏側にあったものが気になりますが、まだ調べておりません。ずくがない(=やる気がない)わけではないんですが…(笑)。

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▼穂高神社を造営したといわれている「ものぐさ太郎」の碑。台座にはその伝説が刻まれていました。

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 昔この地に ものぐさ太郎という男が草葺の小屋に寝転がって暮らしていた。 ある日 里人からもらった餅の一つを過って道に転がしてしまい、通りがかった地頭に拾ってくれとたのんだ。太郎のものぐさぶりに感心した地頭は、里人たちによく養うよう命じた。3年の月日が経った。この村にも夫役が割り当てられ、太郎はそれを引き受けて都にのぼり、秀でた才能が大宮人に知れて時の帝に仕え、信濃中将となって故郷に錦をかざり、甲斐・信濃両国を治めた。
 太郎は穂高神社を造営し、120歳の春秋を送り、この神社の境内に若宮社の相殿神として祀られ、延命長寿・財宝沢山・立身出世の守神として信仰をあつめている。

 国文学・民俗学の泰斗で釈迢空と号し著名な歌人でもあった折口信夫先生が、かつて穂高神社参詣の際詠まれた歌
 
ものぐさ太郎
   このよひはやく
      ねぶるらし
   あづみの大野
     こほりそめつつ

穂高神社弐年正遷宮を記念し浮彫並びに歌碑を建立する
 平成元年5月吉佳日

 寄進 東京都千代田区1番町2
         赤羽八夫




釈迢空折口信夫)の歌碑。折口 信夫(おりくち しのぶ、1887-1953)は大阪府出身の、民俗学者・国語学者・歌人です。釈迢空(しゃく ちょうくう)は詩人・歌人の号。柳田國男のもっとも優れた弟子として民俗学の基礎を築いた民俗学者でした。

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もの具さ太郎このよ悲はや久ね布る良志あづみの大野こほ里そめつゝ




▼ものぐさ太郎碑と道祖神群の間には、小さめの鳥居があって静かな佇まいです。

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▼母の犀龍に乗って安曇野を造る「泉小太郎像」。

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安曇野の伝説日光泉小太郎

大昔この安曇野一帯が漫々と水を湛えた湖であった頃、この湖に犀龍と云う者が住んでおりました。この犀龍と東高梨の池に住む白龍王との間に男の子が生まれましたので、日光泉小太郎と名づけました。
母の犀龍は自分の姿を恥じて水底深く隠れ住んでおりましたが、小太郎は母をたづねさがし熊倉下田の奥の尾入沢と云う処で初めて母に逢うことが出来ました。
この時犀龍は「私は諏訪大社大明神の化身である、だからお前と力を合せて、この湖の水を落し陸地として人が住めるように致しましょう」と語って山清路の大岩をつき破り更に水内橋下の岩山を開いて安曇、筑摩両郡にわたる平野を作りあげそれ以来その川を犀川とよぶようになったと伝えられています。
又、小太郎の父白龍王は海津見神であり小太郎は穂高見神の化身といわれ治山治水の功績を称えております。




▼「文学博士宮地直一先生像」。高知県出身の宮地直一(みやじなおかず、1886-1949)は、東京帝国大学国史学科卒。内務省神社局考証課長、東京帝大講師(国史)、1938年東京帝大教授(神道講座)、46年定年退官、戦後はGHQと折衝し神社存続に尽力しました。「安曇族文化の信仰的象徴 穂高神社社務所(1949)」や「穂高神社史 穂高神社社務所(1949.12)」の穂高神社に課する著書があります。

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▼「穂高神社御由緒(1964)」の著者、小平重明(こだいらしげあき)を顕彰する碑。

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▼長野県生坂村出身の法学博士・加藤正治(かとうまさはる)は中央大学の初代学長、東京帝大名誉教授、俳人(加藤犀水 かとうさいすい)として知られる郷土の偉人です。日本の破産法研究の先駆者であり、一方で茶道、俳句などの趣味人としても知られています。

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柿ノ本環翆、堀金出身の俳句宗匠・篆刻家である曽山 環翠(そやま かんすい)が昭和3年に拝命した柿ノ本号での句と推察されます。そういえば安曇野には「環翆」の屋号が目立ちます。

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▼拝殿や本殿の南側には、ひっそりとした雰囲気の池があり、鯉が悠々と泳いでおりました。

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▼池の近くから拝殿を眺めてみました。やはりどこか凛とした空気があります。

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▼「結びの石神」。 縁結びの石神様かなにかかな、と思ったら……。

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時を超えて「結びの石神」

 昔(いにしえ)、神社境内に祀られ、願いが叶うまで数知れず熱心にお祈りした事から、お百度詣り・お千度詣りなどと親しまれ、信仰されてきた千度石、3石に

一、過去に感謝
ニ、現在・今に祈願
三、未来・明日に結願

の祈りを込めて入魂致しております。
 過去から未来へ、子々孫々へ祈りの和の心が継承される事を願い、御影石一石の上に石神三石を置いております。
 時を超えて幸せへと導く「結びの石神」であります。
 鶴は幸せを招き、長寿又平和の鳥と言われ、飛ぶ姿に希望を!
 どうぞお手をふれてお祈りください。

           穂高神社社務所




▼泉小太郎像にほど近いところにある鳥居。

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▼その鳥居と神社の間には、水が流れており、小さくて見難いのですが鴨が戯れていました。

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▼鳥居の側にはあじさいが咲き誇っていました(撮影7月上旬)。

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▲こちらの境内の案内図は穂高神社公式ページからお借りしました。




穂高神社

安曇野市に鎮座する穂高神社の奥宮は、北アルプス穂高岳の麓の上高地に祀られており、嶺宮は北アルプスの主峰奥穂高岳の頂上に祀られています。穂高見命は海神族(かいしんぞく)の祖神(おやがみ)であり、その後裔(こうえい)である安曇族は、もと北九州に栄え主として海運を司り、早くから大陸方面とも交渉をもち、文化の高い民族であったようです。
醍醐天皇の延長5年(西暦927年)に選定された延喜式の神名帳には、名神大社に列せられて古くから信濃における大社として朝廷の尊崇篤く殖産興業の神と崇め、信濃の国の開発に大功を樹てたと伝えられています。

住所:安曇野市穂高6079
電話番号:0263-82-2003
公式サイト:http://www.hotakajinja.com/
アクセス:JR穂高駅から徒歩3分

穂高神社 上高地明神池 奥宮(ほたかじんじゃ かみこうちみょうじんいけ おくみや)
住所:南安曇郡安曇村上高地字明神
http://www.kamikochi.or.jp/facilities/public/hotaka-jinja-shrine-okumiya/

穂高神社のお船祭り/安曇野市公式サイト
http://www.city.azumino.nagano.jp/mizu_monogatari/story/matsuri/hotaka.html

お参りの作法/穂高神社
http://www.hotakajinja.com/



穂高神社 里宮



穂高神社 奥宮



穂高神社 嶺宮







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