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安曇野と信州の四季の自然の素晴らしさや、人気のお店を紹介しています♪ 最近はほとんど『野鳥 大好き!』ですが^^;

安曇野市 穂高郷土資料館見学記



建物の美しさに惹かれて見学に行った「鐘の鳴る丘集会所」を訪れた際に、隣接する穂高郷土資料館にドラマの収録の様子の展示があるというので、見学してきました。

昭和47年4月に開館したこの資料館には、郷土の開発の歴史、産業、それに携わった人々の暮らしに関係する資料が保存公開されています。

1階展示室には、ラジオドラマ「鐘の鳴る丘」の関係資料や、昭和30年代ころまで使われていた農具、漁具などの展示や子どもたちの遊び道具なども展示されていて、昔を懐かしんで来館される方も多数いらっしゃるようです。

2階展示室には、山繭(やままゆ)からとれる天蚕糸や、穂高神社の御船祭りで登場する穂高人形など、穂高地域ならではの資料が展示されています。また、北アルプス山麓の牧地区で出土した縄文土器や土偶なども展示されています。

以下、写真の説明には少々あやふやなところもありますが、予めお許しください。


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おえの間(お勝手)と呼ばれる、この地域の農家の冬のゆるり(いろり・炉)を中心とした家庭生活が再現されています。左下につぐらが見えますので、拡大してみると…。

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▼稲わらを編んで作った猫つぐら(猫ちぐら)です。今でも猫萌えグッズとしてたくさん販売されています。黄色い帽子を被った”猫”もいます(笑)。つぐら(ちぐら)は「稚座」と書き、読んで字のごとく乳幼児を稲わらで編んだ籠に入れておく習慣がありました。保温のために飯櫃(めしびつ)を入れたりと、昔は大活躍したのですね。断熱性・保温性の高い稲わらですから、猫ちゃんは大喜びですね。

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▼いろり(囲炉裏)には欠かせない自在鉤(じざいかぎ)と鉄瓶。いろりの火力は調節がしにくため、天井から吊るした自在鉤を上下させて火からの距離を調節しながら煮炊き、湯わかしをします。単に自在とも呼ばれます。

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▼電気のない時代の灯りといえばランプです。吊り下げるタイプの吊りランプですね。真ん中はハリケーンランプと呼ばれるもので、現在でも灯油を入れてキャンプなどの屋外で使われています。ホヤと呼ばれるガラス部分の掃除は、細いところまで手が届く子どもの仕事だったと親が言っていたのを思い出します。

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▼昭和初期まで、長野県は製糸王国と呼ばれるほど養蚕業が盛んでした。昭和4年の世界大恐慌による生糸価格の大暴落や、戦後の化学繊維の急速な進出によって養蚕業は衰退していきました。

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▼このような臼や杵も見かけなくなりましたが、餅つき大会のようなイベントでは今でも活躍していますね。

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▼稲わらで作った(みの)や、草鞋(わらじ)、藁沓(ごんぞ)。さすがに蓑は使ったことはありませんが、学生時代の登山で沢登りにはわらじを履いて滑らないように岩の上を歩いたものです。木製の輪かんじきも雪山登山で使いました。

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▼こちらは子供用の藁沓(ごんぞ)です。とっても可愛らしいですね。

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唐箕(トウミ)という風力を起して穀物を精選するための農具です。右手中央部のハンドルを回すと、内部の羽板が回転する仕組みです。今でも納屋や倉庫に眠っている農家は多いのではないでしょうか。私も見たことはあります。どのように使うのかは、動画でご覧ください。

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木製唐箕(とうみ)ムービー決定版 飼料稲種籾の選別





▼2階に上がりました。ガラスケース内の展示が多いですね。

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▼「お姉さ~ん、こっちを向いて~♪」とカメラを向けたのですが、一心不乱にはた織りに没頭しています(笑)。はたご(織機)を使ったはた織りの様子を穂高人形で再現したものです。

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天蚕に使う道具類にもいろいろなものがあるのだと、関心しながら見学いたしました。

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▼繊維のダイヤモンドとも称される美しい色と光沢の天蚕糸ですが、蚕児の胴は緑色なのに、成長するとフツーの蛾になってしまうのでしょうか。

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▼隅っこにポンと置かれたこのなにやら不思議な機械(?)に妙に興味を示すのは、男の子なら普通でしょうか。それとも、そんな私は変わり者?(笑)。

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▼このあたりからは、少々取り留めがなくなり、玉石混交、種々雑多、渾然一体、混沌としたカオス感が漂いますが、まずは甲冑類の展示です。

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▼福沢諭吉の西洋事情。世界に目を向けるのも大切ですが、こちらに移住して間もない私は「安曇野事情」と「信州事情」を目下、孟勉強中であります。

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▼ここで突然米俵の登場です!1俵は4斗、2俵半が米1石(=10斗)。米1斗(約18リットル)の重さは約15kgなので、1俵は約72リットル、約60kg。一石は兵一人が一年に食べる量とされて軍事動員力を示す石高制の基礎単位、俵は単に米を流通のため包装する単位。…らしいです(サンスウニガテ)。

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▼ニホンカモシカの剥製も展示してありましたが、お顔の正面から撮ろうとすると陳列ケースのガラスが反射するので、おしりから失礼!

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▼発掘された土器類の破片を手で触って、その質感や古代からの時の流れを実感することができます。そういうチャンスはなかなかありませんから、とてもユニークな”触れられる展示”だと思います。

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▼資料館入り口の横にある郵便ポスト。これも「資料」の一つなのでしょうか?それともオブジェ?どうでもよさそうなところをツッコミたがる人、他にもいるかな?

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安曇野市穂高郷土資料館

所在地:安曇野市穂高有明 7327-72
TEL:0263-83-8844
開館期間:3月1日~12月27日
休館日:毎週月曜日/祝日の翌日、12月28日~2月末日
開館時間:8:30~17:00
入館料:高校生以上=100円、中学生以下&70歳以上=無料
アクセス:自動車利用=安曇野ICから 15km 20分(駐車場30台分あり)
     鉄道利用:JR大糸線穂高駅下車 タクシー 10分
web.サイト:http://www.city.azumino.nagano.jp/shisetsu/bunka/bijutsu_shiryo/hotakasshiryokan.html







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