巣材集めに精出すエナガ
CATEGORY安曇野・信州の野鳥

昨日、松本城の桜が開花宣言されました。
中信地区も冬から春に季節が移ろい、暖かくなるのは嬉しいけれど、
冬鳥たちとのお別れはやっぱり寂しいなぁ~^^;。
さて、今日は、少し前に見かけたエナガの巣材集めの様子のアップです。
エナガ(柄長)
鳥見の帰り道
レンゲツツジ(蓮華躑躅)の根元あたりで動き回るエナガを見かけました


夕方の薄暗い時間だったので、被写体ブレして不鮮明ですが、
(たぶん)蛾の繭から絹糸を引っ張り出しているところでした
巣作りに用いる苔などを固定するための大切な巣材です

必死な思いで頑張っているエナガには申し訳ないけれど、
久しぶりに見るこの姿が、とっても可愛らしくて大好きなのです




もう一度仕切り直して、ムギュ~っと!



巣の外装が完成したら今度は、内装工事です♪
落ちている鳥の羽根を集めて巣の中に運び込んで参座を作り始めます
その数がなんと!、多いときは3,000から4,000だそうですから、
エナガの巣作りは本当に大変な作業ですね
今季は完成間近のエナガの巣を2つ見かけました
ササッと撮影してすぐその場を離れ、それ以降は近づいていませんが、
順調なら今頃は雌が抱卵中かと思います

▲2023.3.7 長野県松本市

▲2023.3.10 長野県安曇野市
自然の摂理とはいえ、カラスやヘビなどの天敵に襲われることなく、
無事にエナガのヒナが巣立ってくれるよう祈るばかりです。
撮影:2023年3月8日、長野県松本市

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