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安曇野と信州の四季の自然の素晴らしさや、人気のお店を紹介しています♪ 最近はほとんど『野鳥 大好き!』ですが^^;

せっかくの無料開放!近所の豊科郷土博物館と豊科近代美術館をハシゴしてきました♪



安曇野市制施行10周年の記念行事がいろいろと行われていますが、広報あづみの9月版の「美術館・博物館無料開放」の告知に目が釘付けになりました。タダほど高いものはない、といいますけれど、これは決して高くつかないだろうと…(笑)。まずは初日の4日に、豊科にある豊科郷土博物館豊科近代美術館に、チャリンコで行ってまいりました。

博物館の前を何度も通ったことがあって、道祖神を眺めたりはしたものの館内を見学するのは初めてです。穂高の郷土資料館と似たようなものだろうと思っていたからです。展示を全部ご紹介するわけにもいきませんので、独断と偏見に満ちたダイジェストで、つまみ食いといたしましょう。(豊科郷土博物館と豊科近代美術館の外観は以前に撮影した写真を使用しています)

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これは穂高郷土資料館にも同じような展示がありましたね。すき起こした田に水をはり、コンペトで田を柔らかくする安曇平特有のあらくれの姿を、穂高人形で表現したものでしたが、こちらの展示は、案内のパネルをちゃんと見なかったので、詳細はわかりません。

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こちらも、穂高郷土資料館にもあった唐箕(とうみ)とも呼ばれるとあおりで、籾とゴミを風の力を使って選別する農機具です。他にも、千石(せんごく)とか足踏み脱穀機など、今では使われなくなった農機具がたくさん展示されていました。

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囲炉裏のある部屋を再現してありますが、「水」をテーマにした桶ややかんなどが並べられているのは、穂高郷土資料館の同様な展示と異なるところです。

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静かに見学しないおこちゃまは、五右衛門風呂に閉じ込めちゃうぞっ!っていうことはないでしょうが(笑)、今のバスタブとは隔世の感があります。

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現在では、栓をひねれば当たり前のように水が出る上水道が整備されていますが、明治から昭和初期までは、井戸や河川、堰(せぎ)の流水を飲用としていました。地下水位が低くて井戸が掘れない地域では、河川や堰の流水で洗濯、野菜洗いまで行われていたので、伝染病などが発生すれば下流にはすぐに蔓延するというありさまでした。

そのため、堰の端に大きな土管を井戸筒として埋め込み、炭や小石を通して水が濾過されるようにした「漉し井戸」が普及しました。食生活の改善と相まって、その後は伝染病や胃腸系の疫病が激減したということです。

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2階の展示室では「長野県の遺跡発掘2015」という企画展が催されており、土器や鏡、石器などが展示されていました。貴重な銅鐸も見学できます。

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博物館の見学者は数名とまばらでしたが、日曜日だからもっと混みあうかと覚悟していた割には空いていて、ゆっくりと館内を廻る事ができました。近いので、豊科近代美術館もハシゴしました。

こちらも、夏に訪れた時は時間がなく、外観を眺めてバラ園を急ぎ歩きで見学しただけでしたから、入館するのは初めてです。

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入り口で、さきほど豊科郷土博物館を見学中に見かけたご婦人とここでもお会し、思わずお互いにクスリと笑いながらご挨拶いたしました。お話してみると、休日であるのに入館者が少ないのは市のアピール不足ではないか、なぜ5日の月曜日を休館してしまって開館しないのかなど、同じ意見でした。

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流石にこちらの館内は撮影できませんでしたから、中庭と2階の外の様子だけです。

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2階では、「あづみ野ガラス工房30周年記念展」という企画展が開催されており、ガラス工芸やいわゆる「アート」が展示されていました。通路の角で、先ほどのご婦人が何やら書き込んでおり、これ貰いませんでしたか?と尋ねられましたが、そのようなものは受け取っていません。受付のお美しいご婦人に無視されたようです(涙)。

どうやらこれは企画展のパンフレットのようで、これならば自宅にあったなと帰宅後に改めて確認してみました。企画展の展示作品のなかから、「安曇野市新庁舎を飾るのに、1番良いと思った作品を選んでください。」とあり、感想やアンケートを書き込んで投票する投票用紙だったのです。

庁舎内のどこに、いつから、どのくらいの期間、どのように展示するのかなど、詳細はまったくわかりませんが、もし、恒常的に展示する作品は?と尋ねられたら、即答で「」と答えます。決してふざけているわけではありません。郷土が産んだ芸術家の絶作であり、代表作だからこそ、ふさわしいと思うのです。

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豊科近代美術館のすぐお隣にあるこちらは、南安曇教育文化会館です。

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そちらに展示されている「女」です。

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以前の記事で、南安曇教育文化会館に荻原碌山の「女」を鑑賞させていただいたことをご紹介しましたが、果たして何人の方が見学・鑑賞に訪れているのでしょうか。鑑賞は無料とはいえ、いちいち受付で都度声をかけて拝見するという面倒な「手続き」が必要です。こちらに「女」が存在することすら、以外に知らない市民が多いのではないでしょうか。

そんな展示方法ならば、いっそ新庁舎のロビーにでも展示して、より多くの方に観てもらえるようにしたほうが市民にも歓迎されるはずです。安曇野市の「顔」としても、ロビーで立派にその重責を果たすに恥ずかしくない、むしろ誇るべき作品なのですから。

平成20年に、安曇野市教育会の120周年記念事業として鋳造されたというこのブロンズ像が、他にどのような目的であるのかは知りませんが、現在の展示の仕方では甚だ宝の持ち腐れ(失礼!)のような気がしてなりません。新庁舎に移設して、もっと気軽に市民の目にとまるようにしていただいた方が、碌山も天国できっと喜ぶにちがいありません。

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そんな思いを強く持った、安曇野市制施行10周年の記念行事「美術館・博物館無料開放」の初日でした。安曇野市民の皆さんはもちろんのこと、今週末の連休を利用して市外、県外からも多くの方が「無料開放」の美術館・博物館を訪れてほしいものです。




安曇野市制施行10周年の記念行事「美術館・博物館無料開放」
文化課文化振興課 TEL:71-2463、FAX:71-2338

安曇野市制施行10周年を記念して、市内公立美術館及び博物館の入館料を無料とします。この機会に安曇野市の文化・芸術・歴史に触れてみませんか?

●期間:10月4日(日)~12日(月・祝) ※10月5日(月)は全館休館
●対象施設:安曇野髙橋節郎記念美術館、豊科近代美術館、田淵行男記念館、穂高陶芸会館、豊科郷土博物館、穂高郷土資料館、貞享義民記念館、臼井吉見文学館、飯沼飛行士記念館
※穂高陶芸会館の作陶体験、貸館等施設の使用料は有料となります。

広報あづみ野 9月版 より


参考サイト

美術館・ギャラリー/安曇野市観光協会公式サイト
http://www.azumino-e-tabi.net/gnavi+index.cid+4.htm

安曇野市制施行10周年記念事業/安曇野市公式サイト
http://www.city.azumino.nagano.jp/gyosei/10shunen/index.html





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