豊科と堀金で出会った道祖神/成相・下堀地区
CATEGORY安曇野市豊科
前回の「豊科で出会った道祖神」の続きになりますが、穂高へ向かう途中の「細萱」の赤信号で車を停車した時に、すぐ脇に祀ってあった道祖神に気づき、帰りに立ち寄ってみました。
安曇野一帯でよく見かける双体握手像ですが、このデザインは珍しいのではないでしょうか。特に、女神と男神が彫られている四角い窓の上に付けられた鳥の羽のような模様は初めて見ました。600体以上あるといわれる安曇野の道祖神の、まだほんの一部しか見ていませんから、あくまでこれまで私が見た中で、ということです。
神社の参道のすぐ隣に祀られていて、地域の住民をお守りしていますし、屋根が付けられてとても大切にされていることがよく伺える道祖神だと思います。
№599(※安曇野市作成の道祖神マップ記載連番です)
所在地:豊科 細萱 洲波神社
形態:双体握手像
年代:天保12年(1841年)
碑高幅(cm):120-110
銘・碑文:天保十二年辛亥牛歳春睦月吉旦 細萱町中
こちらもやはり、交差点で信号待ちをしている時に見かけた道祖神です。豊科の駅前通りと147号線が交差する角にある長野銀行豊科支店の一角に佇んでいます。
開行の記念に祀られたということですので、比較的新しいものですが、ベンチが置かれたちょっとした”一休み”のコーナーで、行き交う車や歩行者、来行者を見守っているようです。手入れの行き届いた植木に囲まれて、暖かに包まれている様子です。
№638(※安曇野市作成の道祖神マップ記載連番です)
所在地:豊科 成相 長野銀行
形態:双体握手像
年代:平成4年(1992年)
碑高幅(cm):158-125-38
銘・碑文:ながぎん 1992年11月
備考:開行記念
天気が良いと、じてんしゃ広場まで自転車で出かけていくのは、遠すぎず近すぎずちょうどよい距離なので、よく行く場所のひとつです。
そこから堰に添って西に向かって走っている時に出会った道祖神がこちらです。やはり安曇野でよく見かける祝言・酒器像ですが、他の道祖神とちょっと趣が違うのは、女神がひざまずいているからです。女神のこういう姿も初めて見る道祖神でした。また、道祖神を祀るための台座が、亀甲の石を組み上げてまるでお城の石垣のような造りになっているのも珍しいと思うのです。
№724(※安曇野市作成の道祖神マップ記載連番です)
所在地:堀金 中堀 神明社西
形態:祝言・酒器像
年代:天保4年(1833年)
碑高幅(cm):80-80-32
銘・碑文:天保四巳正月 中堀中村中
備考:女神跪座
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