2ndステージ第17節 横浜-山雅 レビュー&選手採点記事拾い読み
2ndステーシ゛第17節
2015年11月22日(日)13:35KO 日産スタジアム
横浜Fマリノス vs 松本山雅FC
0-0
Jリーグ公式サイト「レポート」
http://www.jleague.jp/match/j1/2015/112205/live/#recap
立ち上がりは、松本の積極的な姿勢の前に押されてしまった横浜FM。だが、徐々にMF中村 俊輔がボールに触る機会が増え、流れを引き寄せていく。22分には、中村のCKにFW伊藤 翔が飛び込むが、ヘディングシュートはわずかに枠の左へ。その後もチャンスを作りながらも、得点を奪えず、スコアレスで前半を折り返した。
ホームチームが主導権を握る展開は、後半に入っても変わらない。しかし、81分の伊藤、83分のMF齋藤 学の決定的なシュートはGK村山 智彦の好守に遭い、ゴールを割れず。
0-0のまま試合終了となり、最終戦に駆け付けた多くのサポーターとともに勝利を祝うことはできなかった。
山雅J1初挑戦は16位 最終戦引き分け
信濃毎日新聞 11月23日(月)
http://www.shinmai.co.jp/soccer/2015/11/j116.html
サッカーの明治安田J1は22日、レギュラーシーズン最終戦となる第2ステージ第17節9試合を各地で行った。松本山雅FCは横浜市の日産スタジアムで横浜F・マリノスと対戦し、0―0で引き分けた。前節の敗戦でJ2降格が決まっている松本山雅の年間成績は7勝7分け20敗の勝ち点28。18チーム中16位でJ1初挑戦のシーズンを終えた。
松本山雅の第2ステージは3勝4分け10敗の勝ち点13で、第1ステージと同じく15位。年間16~18位の松本山雅、清水、山形は来季J2に降格する。
松本山雅は前節から先発4人を入れ替えた。3バックの左の後藤、左ウイングバックの那須川はともに故障離脱した5月以来の先発。石原は4月以来、今季2度目の先発で前田と2トップを組んだ。
前半は前線から積極的に相手ボールに寄せ、高い位置で奪ったボールから好機を築いた。前半14分に田中の右クロスを那須川が頭で合わせるなど決定機をつくったが無得点。後半は守勢に回ったが、守備陣が体を張って横浜Mの決定機を食い止め、4試合ぶりの無失点で守りきった。
【J1採点】横浜×松本|横浜は押し込んでチャンスを作るも1点が遠く…
SOCCER DIGEST Web 11月22日(日)18時24分配信
http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=12669
スコアレスドローも、パフォーマンスは悪くなかった。
【チーム採点・寸評】
横浜 5.5
試合全体を通して松本を押し込んだものの、1点を奪えず。速攻と遅攻を巧みに使い分け、セットプレーも含めてチャンスを作ったが…。
松本 5.5
選手編成の影響もあってかロングボールは少なめだった。守備時の集中力は素晴らしく、ピンチの場面でも身体を張ってゴールを守った。
【横浜|採点理由】
勝ち切れなかったとはいえ、個々のパフォーマンスは悪くなかった。鹿島戦に続いて2試合連続先発となった熊谷は縦方向へのパスを繰り出し、チームの攻撃をスピードアップさせた。強いて言えば、ヘディングで2度の決定機を逃した伊藤のパフォーマンスが惜しまれる。
【横浜|選手採点】
GK
21 飯倉大樹 6
DF
13 小林祐三 6
22 中澤佑二 6
5 ファビオ 6
23 下平 匠 6
MF
14 熊谷アンドリュー 6(82分OUT)
6 三門雄大 6
39 アデミウソン 6
10 中村俊輔 6
11 齋藤 学 5.5
FW
16 伊藤 翔 5.5
交代出場
MF
37 富樫敬真 -(82分IN)
監督
エリク・モンバエルツ 5.5
村山のファインセーブもあり、来季につながる勝点1を獲得。
【松本|採点理由】
押し込まれる時間帯も長かったが、守備陣を中心とした集中力が光った。その象徴がGK村山で、度重なる被決定機をファインセーブで防ぎ、来季への希望となる勝点1をもたらした。対して、後半シュート0本という数字が示すように攻撃陣は消化不良に終わった。
【松本|選手採点】
GK
1 村山智彦 6.5
DF
30 酒井隆介 6
4 飯田正輝 6.5
13 後藤圭太 6
3 田中隼磨 5.5
MF
5 岩間雄大 6
24 那須川将大 5.5
23 工藤浩平 5.5
11 喜山康平 5.5
20 石原崇兆 6(87分OUT)
FW
22 前田直輝 5.5(77分OUT)
交代出場
FW
15 ウィリアン -(77分IN)
39 阿部吉朗 -(87分OUT)
監督
反町康治 5.5
取材・文:藤井雅彦(ジャーナリスト)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
広島が年間1位&ステージ優勝…G大阪逆転でCS出場決める/J1・2nd最終節
SOCCER KING 11月22日(日)19時2分配信
http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20151122/372408.html
2015明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第17節が22日に各地で行われた。
セカンドステージと年間順位の両方で首位に立つサンフレッチェ広島は、ホームに湘南ベルマーレを迎えた。試合は広島のゴールショーとなる。24分にドウグラスが先制点を奪って口火を切ると、直後の25分に青山敏弘が追加点。前半終了間際の42分には佐藤寿人がJ1通算157ゴール目を決め、中山雅史の持つJ1通算最多得点記録に並んだ。さらに72分と89分にドウグラスが追加点を挙げてハットトリックを達成。5ゴール大勝でセカンドステージ優勝、年間1位を確定させた。
前節、広島に敗れて年間4位に転落したガンバ大阪は、ホームで降格が決まっているモンテディオ山形と対戦した。試合は山形が押し気味に進めたものの、前半をスコアレスで終える。すると後半になってG大阪の攻撃陣が爆発。61分と63分に大森晃太郎がゴールを決めると、64分に長沢駿、66分に米倉恒貴が得点を奪い、5分間で4点差をつけた。そのままG大阪が4-0で山形を下した。
年間3位のFC東京はホームでサガン鳥栖と対戦。FC東京は勝てばJリーグチャンピオンシップ出場が決まる条件だったが、最後までゴールを奪うことはできず、0-0のスコアレスドローに終わった。この結果、G大阪とFC東京は勝点で並んだものの、得失点差により順位が入れ替わり、G大阪が逆転で年間3位に滑り込んだ。
なお、28日から行われるJリーグチャンピオンシップには、年間1位でセカンドステージ優勝の広島、年間2位でファーストステージ優勝の浦和レッズ、年間3位のG大阪が出場。年間1位の広島はすでに決勝進出を決め、浦和とG大阪の勝者とホーム&アウェーで優勝を争う。
その他の試合は以下のとおり。
■J1 2nd第17節結果
鹿島アントラーズ 1-0 名古屋グランパス
浦和レッズ 5-2 ヴィッセル神戸
FC東京 0-0 サガン鳥栖
川崎フロンターレ 1-0 ベガルタ仙台
横浜F・マリノス 0-0 松本山雅FC
ヴァンフォーレ甲府 2-2 清水エスパルス
サンフレッチェ広島 5-0 湘南ベルマーレ
柏レイソル 1-1 アルビレックス新潟
ガンバ大阪 4-0 モンテディオ山形
■J1 2nd最終順位表
1位 広島(勝点40/得失点差30)
2位 鹿島(勝点37/得失点差14)
4位 G大阪(勝点31/得失点差8)
5位 浦和(勝点31/得失点差7)
3位 横浜FM(勝点29/得失点差9)
6位 FC東京(勝点28/得失点差6)
9位 川崎(勝点27/得失点差8)
7位 柏(勝点27/得失点差6)
8位 湘南(勝点26/得失点差0)
10位 名古屋(勝点24/得失点差-4)
12位 新潟(勝点20/得失点差-4)
14位 鳥栖(勝点20/得失点差-7)
11位 神戸(勝点19/得失点差-3)
13位 甲府(勝点17/得失点差-7)
16位 松本(勝点13/得失点差-15)
15位 仙台(勝点12/得失点差-11)
17位 清水(勝点12/得失点差-18)
18位 山形(勝点10/得失点差-19)
■J1年間順位表
1位 広島(勝点74/得失点差+43)
2位 浦和(勝点72/得失点差+29)
3位 G大阪(勝点63/得失点差+19)
4位 FC東京(勝点63/得失点差+12)
5位 鹿島(勝点59/得失点差+16)
6位 川崎(勝点57/得失点差+14)
7位 横浜FM(勝点55/得失点差+13)
8位 湘南(勝点48/得失点差-4)
9位 名古屋(勝点46/得失点差-4)
10位 柏(勝点45/得失点差+3)
11位 鳥栖(勝点40/得失点差-17)
12位 神戸(勝点38/得失点差-5)
13位 甲府(勝点37/得失点差-17)
14位 仙台(勝点35/得失点差-4)
15位 新潟(勝点34/得失点差-17)
16位 松本(勝点28/得失点差-24)
17位 清水(勝点25/得失点差-28)
18位 山形(勝点24/得失点差-29)
■Jリーグチャンピオンシップ日程
【準決勝】
11月28日14:00 浦和 vs G大阪(埼玉スタジアム)
【決勝】
第1戦 12月2日 19:30 準決勝勝利チーム vs 広島(準決勝勝利チームの本拠地)
第2戦 12月5日 19:30 広島 vs 準決勝勝利チーム(エディオンスタジアム広島)
反町監督のコメント
http://www.yamaga-fc.com/match/detail/2015-j1-2nd-match17
「このゲームだけではなく、この1年間死力を尽くしてやってきたものとしては、メディアの方々も含めて、スタジアムに来ていただいた我々のサポーターも含めて、あらためて御礼を申し上げたいと思います。本当に苦しい冒険旅行でしたけど、それなりに楽しい経験もさせてもらいましたし、その楽しい悔しいで終わらないで、クラブとしても選手にしても私個人にしても前を向いて次なるステップへということが大事だと思います。
今日のゲームに関しては、前半のいいリズムの時に先取したかったですね。それに尽きると思います。後半はかわされて向こうのリズムになりましたが、シュートミスに救われたところは多分にありますけど最後の部分で体を張って止める我々らしさを出せた残り45分だったと思います。それは選手の力もありますけど、試合後もブーイングせずに大きな声を張り上げて応援してくれた皆さんのお陰だと思っております。
来季は違うリーグでの闘いになりますけども、この経験をどう生かすかということを今日でシーズンが終わりますけど考えていきたいと思いますし、勝負はこれからです。また、横浜さんもタイトルを取れるだけの力は充分ありますので頑張っていただきたいと思います。感謝の言葉しかありませんが、私としては反省の部分も多いいので充分精査して次なるステップへといきたいと思います」
Q:この90分間を振り返って、来季にどう繋げようと臨んだ?
「この一戦を来季に繋げるのであれば、例えば一番若い選手を使うことも可能ですが僕はそうとらえていません。今季の集大成として、今までやってきた選手間の競争で勝ち上がった者を重宝してやろうと。そういうスタンスで僕はやってきました。やはりJ1でやってきた証を示したかったですし、こういう結果になったけど自分たちはまだ生きているよと。その意味では非常にいい形でゲームに入れて、モチベーション高く挑めたと思います。それにはこうした素晴らしい環境のスタジアムと素晴らしいサポーターと、今シーズンここのスタジアムには1番入ったと聞いていますけど、働かざるを得ないような、我々の良さを出さざるを得ないような雰囲気を醸し出してくれたと思います。いいところも悪いところも出た試合でしたが、前半のような狙いのあるゲームをこれから増やしていかないといけないかなと考えていました。その意味では来季に繋がるかも知れませんが、あくまで今季の締めくくりという範疇でやってきたつもりです」
Q:集大成として見せたかったものとは。
「今日で言うと、横浜さんの1トップ+下の3枚のクオリティーというのはJ1でも上位の方なんですよね。そういうところにしっかり対応できるか。恐がらずにプレスに行って、もし外されてもすぐにプレスバックできるか。そういう我々の強味というのを出したかったし、それはある程度出せたかなと思っております。もちろん向こうが外してくれてゼロで抑えてくれた部分もあって、万々歳というわけにはいきませんが、最後のところで体を張ったりとか、今日の(セットプレー時の)壁を見ても誰も背中を向けていませんし、サッカーに対して愚直に向き合う姿というのはこれからも続けていきたいと思いますし、我々の財産として出していきたいと思います」
Q:今季振り返って、1番悔しかった部分と成長した部分を1つあげるとしたらどのような部分か?
「やはり成績が伴わなかったということですね。トップ15とコミットメントしておいて、(年間順位)16位ですよね。その勝点差をどう埋めるか努力してきたんですが、最後の直接対決の新潟と鳥栖戦、火事場で力を発揮できなかった。これはマネージメント上悔しいことでした。
あと、自分たちの血となり肉となった部分は行かないとわからないということですよね。例えばプレッシャーに行っても外される。ボールを持って仕掛けるところでもプレッシャーが早い。そういう時に状況判断を早くできるか。そういうひとつひとつの精度が足りなかった。今日も向こうにリズムを与えたのはビルドアップの力なんですよね。後ろの3枚もしくはキーパーから、そこから向こうにチャンスを作られたのはプレッシャーにいって4人、5人とかわされてGKと1対1という形になりましたけど、じゃあ我々に置き換えてできるかというと、残念ながらできないですよね。ただ、そういうことにもチャレンジしていかないといけないぐらいに我々のチーム力も上がってきていると思うので、横浜さんに比べて足りないところを感じることができた。そういうところは自分たちの血となり肉となり変えていかないといけないですね。挙げたらきりがないですが、欲張りに手を出すよりも何から手をつけなければいけないかは少し時間もありますのでひとつひとつ整理して、それに見合ったトレーニングを考えたりしていい形のシーズンにしたなと思います」
エリク・モンバエルツ監督のコメント
http://www.jleague.jp/match/j1/2015/112205/live/#coach
今日は特にわれわれがゲームを支配していたが、最後に得点を挙げることが難しかった。相手GK(村山 智彦)も素晴らしいストップをしていた。内容にはある程度満足しているが、リアリズムを出せなったことが残念だった。勝つにはゴールが必要。下がったブロックから点を奪えなければトップ争いは難しい。1stステージはいいスタートを切れず、スタイルができていなかった。中村(俊輔)もラフィーニャもプレーできなかった。予想していたメンバーではないチームでトレーニングする必要があった。2ndステージはいいパフォーマンスで3ヵ月戦えた。バランスも良く、リーグのトップディフェンスとして戦えた。まとめると全体を通していいパフォーマンスだったが、もう少し力が必要になる。タイトルを獲るには最低でもあと10点必要。同じような守備を発揮して、あと10点取れればタイトルを争える。今日の試合が今季を象徴していた。得点を決めなければいけない。客観的に見て、われわれを苦しめたのはラフィーニャがケガでいなかったこと。その負担全てが(伊藤)翔にかかってしまった。サイドのアデミウソンと(齋藤)学はもう少し得点できたと思うが、ある程度の得点を決めた。多くのケガ人がチームに影響を与えた。
石原崇兆選手のコメント
http://www.yamaga-fc.com/match/detail/2015-j1-2nd-match17
Q:今季も公式戦全試合が終了したが、振り返って成長した部分とは?
「やはりメンタルですね。厳しいトレーニングに1年間耐え切れたことは自分の中で自信になりました。(この1年を通じて)これからはもっともっと自分がチームの中心になって、チームを引っ張れるようにならないといけないと感じています。自分自身が前向きになって、ハユさんや上の先輩の姿勢も見習っていきたい。来季はもう一歩成長できるシーズンにしたいと思います」
【ハイライト】横浜F・マリノス×松本山雅FC「J1リーグ 2nd 第17節」
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