ようやく色づきはじめた三郷室山池の紫陽花を愛でる
CATEGORY安曇野市堀金・三郷・明科
このところ毎週のように三郷の室山池に通っていたのは睡蓮(すいれん)に続いて紫陽花(あじさい)の花の様子を観るため。一昨日の月曜日に行ってみたら、まだ小さい蕾だったのに徐々に大きくかつ紫陽花の樹全体に広がり、まだ部分的にではありますが綺麗に色づきはじめていました。そんな様子を撮ってまいりました。例によって拙い写真ですが、下手な鉄砲も数撃ちゃそのうち当るでしょう…と♪
5月31日の記事でお伝えした室山池の睡蓮は白い花がかなり増えておりました。写真左の桜並木に紫陽花が植えられています。
室山池は昔、冬になると天然のスケートリンクになっていたところですから、花の開花が安曇野では遅いというのも頷けます。
安曇野の他の場所では開花していますが、室山池の紫陽花はこんな感じがほとんどです。
というわけで、目下のところ写真愛好家のお目当ては睡蓮です。
まだまばらにではありますが、あちこちに色づきはじめた紫陽花もあります。ご存知のように、紫陽花は土壌が酸性なら青色、アルカリ性なら赤と云われます。紫陽花の持つアントシアニン(先日のアスパラガスの記事でも登場した色素です)が根から吸収したアルミニウムのイオンに反応して青色になるわけです。中性やアルカリ性の土壌ですとアルミニウムが溶け出さずに吸収されないので赤色になります。
専門家でもない私が知っているのはこの程度なので、更に詳しいことは林先生にでもお尋ねください(笑)。
では、青色から。
水色と淡いクリーム色のコラボ。
淡いパープルとクリーム。
パープル、そしてパープルとクリーム。
逆に、クリーム主にパープルも。
赤というよりピンク。
シンプルなクリームも素敵です。
ガクアジサイ。今の状態だと、こうやって全体を撮ってもつまらないけれど、アップで撮ると表情が見えてくるから面白いです。
お天気のよかったこの日、はしりの紫陽花を愛でながら散策する人もお見かけしました。
イチモンジチョウも紫陽花鑑賞にやって来ました(゚д゚)!
カタツムリは、…見当たりません(*´Д`)
紫陽花といえば、庭に植えないほうがいいという話を聞いたことがありますが、これは紫陽花が日陰を好むのでイメージがよくないからでしょうか。でも、そんな話など気にせずお庭に植えているお家はたくさん見かけますから単なる迷信でしょう。
また、家の中に飾ると娘が縁遠くなったり、女が家に居つくなんていう話もあれば、色変わりすることからその家の主人が浮気をするなどとも云われます。色があせることも衰退を連想させるのでお屋敷には植えるなということなのかもしれません。
ここまでは科学的根拠など全くないことですが、紫陽花は有毒植物でもありますので、紫陽花の花に触るなどした後は注意が必要です。青酸カリを連想するような青酸ナントカという有毒物質を持つからだそうです。
このようにマイナスイメージも多い紫陽花ですが、鬱陶しい梅雨時に色鮮やかに咲く紫陽花は風情があっていいものですし、傘を手にしての散策で紫陽花を愛でるのはとても趣があるというもの。これほど雨が似合う花は他にないでしょう。色の七変化を楽しんだり、華道ではあるがままの姿を楽しむのがよいという紫陽花。紫陽花スポットは近くにも数々あれど、これから紫陽花の見頃を迎える室山池は、睡蓮と共に楽しめるグ○コのような紫陽花スポットです。
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