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安曇野と信州の四季の自然の素晴らしさや、人気のお店を紹介しています♪ 最近はほとんど『野鳥 大好き!』ですが^^;

荻原碌山のお墓と生家、相馬愛蔵家を訪ねある記♪



2日連続で穂高の散策をしたらすっかりハマってしまい、今度は矢原の荻原守衛(おぎはらもりえ/碌山)のお墓や生家、そして碌山と親交の深かった相馬愛蔵と良(黒光、こっこう)夫妻が穂高で新婚時代を過ごした碌山ゆかりの地を訪ねてみることにしました。

安曇野のウォーキングMAPがあったのを思い出して見返してみると、前日歩いたせせらぎの小径から近いようです。それに、最新版のウォキングMAPをダウンロードしてみたら相馬愛蔵家の場所もポイントされていたので、「湧水群と彩色道祖神コース」を歩いてみることにしました。荻原碌山のお墓は友人からその場所を聞いていましたが、どうやらこのコースの途中にありそうです。


今回歩いた「湧水群と彩色道祖神コース」は安曇野の里からスタートし、またここに戻ってくるコースです。
田淵行男記念館には帰りに寄ってみることにします。

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県道310号線からみると安曇野の里の奥にある丸木橋風の橋を渡ります。
左に曲がって川沿いの小径を進むと、ほぼ正面に常念岳が聳えていました。

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すぐにせせらぎの小径に合流です。

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やあ~、また来たんだね!とホオジロが言ったかどうかはわかりませんが(笑)、お出迎え♪

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春らしく、梅の花も撮りました。

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マガモも万水川(よろずいがわ)の水面をお散歩中です。

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水先案内所、だそうです。

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進行方向左斜め前に見えるのは北アルプスの後立山連峰と呼ばれる山々。
左から爺ヶ岳、(雲に隠れた)鹿島槍ヶ岳、五龍岳、(かすかに)唐松岳、白馬三山は雲隠れ、小蓮華山。

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これで3日連続訪れたことになる白金橋を渡って西に向かって歩きます。
程なく左に曲がってせぎに沿った道を進みます。

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厳島神社のあたりを曲がると、わさび田が点在するところに出ました。
東には長峰山が望めます。

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路傍から民家の庭の、小さなスイセンを。

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突き当りが相馬愛蔵・相馬黒光夫妻の家のようです。
※公開されていませんので、モザイクをかけてあります。

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奥まで行ってみました。

相馬黒光の書いた文章に『…穂高の相馬家の建てたばかしの西洋館に…』とあるのは、どうやらこの建物のようです。この建物の部屋に、長尾杢太郎から結婚祝いに送られた『亀戸風景』の油絵が飾ってあり、のちに田園風景をスケッチしていた荻原碌山と相馬黒光が知り合ってから碌山は相馬家をたびたび訪れてはそれらの油絵を見て画家を目指すようになります。
※公開されていませんので、モザイクをかけてあります。

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後に画家を志して碌山は上京し、相馬夫妻も上京して『新宿中村屋』を創業し若き芸術家たちの集うサロンとしての場ともなっていきます。アメリカに留学し、欧州に渡ってロダンと出会い、後に弟子となって彫刻の道にすすみ日本の近代彫刻の先駆者となったのです。「文覚」、「デスペア」、「女」の三部作をはじめとする名作を残して、32歳の若さでこの世を去ります。今月、4月22日が彼の命日です。

その碌山が十代を過ごした穂高の地からは、常念岳も有明山もよく見えます。彼もこのあたりからこうやって山を眺めたのかなと想うと、感慨深いものがあります。ただし、碌山美術館に展示されていた彼の描いた安曇野の風景とは隔世の感があります。

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有明山のあたりをズームすると、墓地が見えます。
もしかすると、あそこに…。

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後ろ(東)を振り返ると右に光城山、左に長峰山が。

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墓地に着きました。
植えられているのは墓守桜でしょうか。

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荻原守衛(碌山)のお墓は、やはりここでした。

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とても立派な墓石です。
左には「中村不折」と刻まれています。新宿中村屋や(松本市の)開運堂のロゴとなっている文字を書いたあの書家・画家の不折による文字だったんですね。

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お花も線香も持参していないけれど、ようやく墓前で手を合わせることができました。
彫刻にまったく興味のなかった私ですが、彼の作品にだけは目にする都度鳥肌がたってしまいます。

初めて碌山の戒名がわかりました。
(うん!?、碌山はキリスト教では!?、洗礼は受けていなかった!?、改めてその点を調べてみます^^;)

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なにか胸につかえていたものがすっとおりたような、とてもすがすがしい気分でした。常念岳にかかっていた雲も先ほどよりも薄くなってくれたようです。

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広い空き地にぽつんと残った廃家。
なぜか心惹かれる光景です。

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近くに萩原碌山の生家(跡)がありました。
当時の家屋は消失してしまい、現在は新しい家が建っています。門前で遊んでいた小学生の元気な女の子と挨拶だけ交わしましたが、彼女も碌山と同じDNAを持っていると思うとなんだかとてもまぶしかったです^^

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萩原家の方が現在もこの場所にお住まいなので、標柱と表札だけにしておきます。

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遠くからならご迷惑がかからないかな?

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次の目的地、矢原神明宮をめざしてテクテクと。

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県道310号線からすぐ隣くらいに近いです。

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神楽殿の奥に拝殿、左は社務所でしょうか。

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右奥の民家の屋根の上に常念岳を入れ込んだのですが、白トビして消えました^^;

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拝殿の上には額に並べられた繭が。
養蚕が盛んだったこの地の神社らしいですね。

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ふたたび神楽殿を。
萩原碌山もこの神社にお参りに立ち寄ったのでしょうか?

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矢原神明宮の由緒はこちらでご確認ください。
(いえいえ、手抜きではなく、長くなるからです^^;)

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探していた本殿は外に出て道路脇から眺められました。

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隣の休耕田(?)で見かけたこれはナンなのでしょう???

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その後県道310号線に出て、出発点の安曇野の里にある田淵行男記念館に戻ってきました。

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萩原碌山にゆかりの場所を訪れることができて、とても嬉しい散策でした。
途中の道祖神などは端折りましたので、次回にでも。


ウォーキングガイド「安曇野を歩こう/湧水群と彩色道祖神コース」MAP

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安曇野市観光協会web.サイトより転載




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